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Lily

脱毛当日・前日に飲まない方が良い薬、日常的に服用できない薬って?

最終更新日:2017/07/21

脱毛と服用する薬は特に関係がなさそうなイメージですが、実は種類によっては施術後に肌トラブルを起こす原因になってしまうこともあります。

脱毛当日・前日に飲まない方が良い薬、日常的に服用できない薬って?

薬の服用や塗布については、各脱毛サロン、クリニックごとに扱いが異なります。そのため、必ず事前にご自分が通うサロンやクリニックに薬を使っても良いタイミングなどを確認するようにしてくださいね。


お医者さんのいる医療クリニックの方が、薬に関しては容認してくれる事が多く、リスクをとれない脱毛エステサロン(特に大手)は厳しめです。

脱毛のときに薬を服用できない理由

薬の影響


施術当日に薬を服用した場合、脱毛エステやクリニックでは、脱毛ができない事がほとんどです。その理由は、薬の種類によっては脱毛によってお肌に悪い作用が出る可能性があるため。

たとえば肌の赤み、やけど、発疹のほか、脱毛の効果そのものも弱まる恐れがあるのです。

薬の副作用による代表的な症状としては「光線過敏症」が挙げられます。

この光線過敏症とは、名前のとおり光線に対して肌が敏感に反応する状態で、肌が赤くなったりかゆみが出たりと皮膚炎の症状が出てしまう症状のこと。

高出力のフラッシュやレーザーの光に過剰反応して、赤みどころか脱毛部位のやけどにつながることもあります。また、炎症を起こした部分がそのまま色素沈着してしまうケースも考えられます。

現在、継続的に服用している薬があれば相談するのはもちろん、当日薬を飲んでしまった場合も自己判断で施術を受けないよう注意が必要です。

当日や前日に飲まない方がいい薬・塗らない方がいい薬

当日・前日NG

なかでも脱毛当日や前日の服用に注意したい薬は、どんなものがあるのでしょうか?普段薬を飲んでいない人がついうっかり服用しがちなのが以下の薬です。

  • 風邪薬…ルル、ベンザブロックなど
  • 頭痛薬…ロキソニン、バファリンなど
  • 花粉症用の薬…アレジオン、コンタック、アレグラFXなど

市販の風邪薬の中には抗生物質が入ったタイプも販売されており、こちらは「光線過敏症」が心配されます。

頭痛薬などの解熱鎮痛剤も、抗生物質と同じく光線過敏症の副作用が起きる可能性があるので服用しないよう気をつけましょう。

また、花粉症の症状を抑える薬にはアレルギー物質の分泌をおさえる「抗ヒスタミン成分」が含まれていて、こちらも光線過敏症に注意が必要です。

ただし、花粉症の薬は服用する時期が限られているので、脱毛時期に合わせて一時的に服用をやめれば施術を受けられることがほとんどです。

まずは利用しているサロンに、脱毛前後何日間薬を飲んではいけないのか尋ねた上で、薬の服用日数を調整しましょう。

そして処方箋で花粉症の抗ヒスタミン剤を受け取っている人は、担当の医師に脱毛のスケジュールを伝えたうえ、期間中服用をやめても差支えないか相談してみましょう。

日常的に服用できない薬・塗らない方がいい薬

日常的にNG

脱毛サロンやクリニックでは以下のような薬を普段から服用している人は、脱毛そのものをお断りしているところが多いです。(マロンの脱毛サロンでもお断りしていました。)

次に紹介する薬で当てはまるものがあったら、脱毛が受けられない可能性が高いので必ず電話や店頭で服用を伝えて、契約できるかどうか調べておくことをおすすめします。

いずれにしろ、脱毛前日から当日にかけての服用はできません。

日常的に薬を服用している方や塗り薬を使っている場合は、カウンセリングの段階で薬の名前を伝えておきましょう。

光線過敏症の副作用の恐れがある薬の種類

以下の種類は、すべて光線過敏症の副作用が心配される薬です。
  • 抗生物質…サワシリン、フロモックス、メイアクトなど
  • 抗がん剤…ティーエスワン、ネクサバールなど
  • 利尿薬…ラシックス、トリテレン、ナトリックスなど
  • 血糖降下薬…アマリール、トラゼンタ、デベルザなど
  • 解熱鎮痛剤…ロキソニン、カロナールなど
  • 三環系抗うつ薬…トフラニール、トリプタノール、アモキサンなど
  • 抗真菌薬…ニゾラール、ラミシール、ルリコンなど
がんや高血圧、糖尿病などの疾患がある人は施術を受けられません。

抗真菌薬は真菌というカビが皮膚感染を起こした際の皮膚炎に用いる薬で、塗った箇所にフラッシュやレーザーを当てると、光線過敏症によってやけどになってしまうことがあります。

飲み薬だけでなく塗り薬を使用している場合も、サロンにきちんと伝えておきましょう。

ステロイド剤は塗る部位によって注意が必要

ステロイド剤は主に、皮膚炎やアトピーなどの皮膚疾患の治療に使われる薬です。

代表的なものでは内服薬の「リンデロン」や「レダコート」、外用薬の「ロコイド」、「ジフラール」などが挙げられ、ほかにも点鼻液や粉末タイプなどさまざまな種類のステロイド剤が存在します。

ステロイドには免疫力を低下させる副作用があるため、脱毛によって弱った肌に雑菌が付着すると、炎症などの肌トラブルが起きる恐れがあります。

また、光を吸収する特性によりフラッシュやレーザーの高エネルギーを一部に集め、皮膚がやけどをする可能性も考えられます。

最悪やけどによる色素沈着も心配されるので、基本的にステロイド剤を塗っている箇所は脱毛ができません。現在皮膚科などで処方箋を受け取っている人は、ステロイド入りの薬がないか主治医に確認しておきましょう。

ただし脱毛部位にステロイドを使用していなければOKなケースが多い

脱毛部位にステロイド剤を塗っていなければ、施術を受けられることが多いので、まずはサロンやクリニックに相談してみてください。

ホルモン剤の服用も、種類によっては脱毛できない

たとえば、子宮内膜症や子宮筋腫などに使用する中用量ピルや、不妊治療に用いられるクロミッドなどが当てはまります。

ホルモンバランスを調整するので、脱毛周期の乱れにつながります。

脱毛は基本的に毛周期の成長期にあたるムダ毛に、フラッシュやレーザーを照射して毛根へダメージを与える施術方法です。

しかし、ホルモンバランスと毛周期は密接に関わっており、薬の影響でホルモンバランスが変化すると毛周期も変わる恐れがあります。

その結果、脱毛をしても、成長期の毛根にしっかり照射ができず脱毛効果が得られない可能性があるのです。サロンやクリニック側も脱毛効果が正しく出ないのを防ぐため、ホルモン剤を服用している場合も脱毛はお断りしているところが多いので注意しましょう。

低用量ピルは処方先の病院での許可があればOKなケースも!!

ホルモン剤を服用していると施術が受けられないとご説明しましたが、1つ例外なのが低用量ピル、超低用量ピルです。
低用量ピルと超低用量ピルは月経不順や子宮内膜症の治療や避妊目的で服用される薬ですが、ほかのホルモン剤とくらべて黄体ホルモンの含有量が少なく、副作用も起こりにくい薬です。

そのため、脱毛時も影響が出にくいと判断するサロンも多く、施術を許可しているお店がたくさんあります。

低用量ピルは、「トリキュラー」「ルナベル」、超低用量ピルは「ヤーズ配合錠」「ヤスミン」などが挙げられます。

ただし、副作用の症状には個人差があるので、低用量ピルでも脱毛ができないケースもあるので、まずはピルを処方してもらっている主治医に相談の上、サロンにも施術が可能かどうか確認してみましょう。

脱毛の痛みを減らすために痛み止めを飲んでもいい?

脱毛は照射時に痛みを感じることも多く、それを軽減させるために痛み止めを服用しようと考える人もいます。

しかしいくら市販薬でも、痛み止めの服用は自分判断ではNGです。

多くはありませんが、医療クリニックの中には、施術数時間前から痛み止めの服用を認めているところもあるので、カウンセリングで聞いてみると良いですね。

脱毛エステサロンでは、基本NGですが、エステの脱毛で痛み止めはそもそも不要でしょう。

薬の服用についてサロンごと(大手3社)の対応の違い

薬の服用をNGにしている期間は、サロンによって違いがあります。代表的な大手サロンの薬の服用についての違いをまとめてみました。

※決まりについては変更になる可能性もあるので、必ず事前にサロンに確認を入れてくださいね。

ミュゼプラチナム

ミュゼプラチナムでは、お手入れ前後8時間以内に市販薬の服用を禁じています。

また、処方箋に関しては医師に確認の上、服用しても施術に差支えがないとの許可が下りれば脱毛可能です。

キレイモ

キレイモはサロンの中でも長い期間を設けており、市販薬は脱毛の3日前後の服用を禁じています。

処方箋薬は1週間前後の服用がNGですが、担当医の同意書があれば施術できます。

塗り薬は脱毛部位に使用しておらず、肌の状態も問題なければ施術OKです。

銀座カラー

脱毛当日の市販薬の服用はNGとしています。処方箋薬は事前に担当医への確認のもと、許可が得られれば脱毛可能です。

脱毛前日や当日に薬を飲んでしまったらどうするべき?

脱毛をすることを忘れていて、うっかり風邪薬や鎮痛剤を飲んでしまった!なんてときは、どうすればいいのでしょうか?

まずは飲んだ薬の名前を記録しておき、予約しているサロンやクリニックにすぐに連絡を入れましょう。

スタッフに飲んだ薬の種類を伝えて、施術ができるか尋ねてみてください。

もし施術ができないならキャンセル、もしくは予約の日程を変更してもらいましょう。

日常的に服用している薬はカウンセリングの時に相談しよう

日常的に服用している薬がある人は、契約前の段階でサロンやクリニックに忘れずに相談しましょう。

なかには脱毛をしたいがために、薬の服用を隠して施術を受けようとする人もいます。

しかし、脱毛はまだ歴史が浅く、薬を飲んだことによる副作用でどんなことが起きるのか、まだわからない部分があります。

薬の服用を隠して施術を受けた結果、やけどや色素沈着などのトラブルが起きてしまったら、脱毛をしてもせっかくのお肌を見せられないですよね。

また、万が一薬を飲んで施術を受けてしまった場合は、肌や体調に変化がないか様子を見てみましょう。

かゆみや赤みなど、肌に異常が見られたときはすぐにかかりつけの病院に診察を受けに行ってください。